フリンジ・ミュージック42 G-Musicの深淵な世界+1

5月4日、秋葉原Dressで体育Cutsさんのライブがありました。マイミクの方から招待されて、行って来ました。体育Cutsさんは、最近P-Vineからミニアルバムをリリースした、ゲイ・インディーズ界の注目アーチストです。ロック、ラテン、アニメソング、さまざまな音楽的要素をミックスした独特な音楽に載せて、ユーモアに満ちた歌詞を早口で唄います。ヴォーカルのスタイルはサザンの桑田に似ているかもしれない。でも歌詞の内容はゲイ・インディーズだから、ゲイの世界独特の悩みが隠喩に満ちて唄われているのです。観客の中には二丁目関係の人も多かったようで、ゲイ・カップルの姿もあちこちに見えました。外見はマッチョな人が多かったようですが、終始優しいオーラを彼らは発していました。体育Cutsさんのステージを離れると小柄で礼儀正しい感じの人でした。当日はバンドは3人編成で、あとは打ち込みをテープで流していたようでしたが、多いときには9人編成のバンドになるそうです。体育Cutsさんのヴォーカルも良かったのですが、彼の奏でるギターのフレーズも多彩で印象深いものがありました。彼の今後の活動が楽しみです。さて、当日の対バンは、まず最初にhead69。このバンドはギター、ベース、ドラムのハードロック・トリオで、ストレートな曲に合わせてあっけらかんとしたゲイの歌を唄っていました。客層も体育Cutsさんの時とは違って大柄でマッチョな体をストライプのTシャツに包んだ人たちばかりで、観客席はものすごい熱気に包まれていました。女装している人は一人もいませんでした。やはり『薔薇門』の時代とはずいぶん違っているようです。現在のところゲイ・レズビアンのアーチストによるインディーズ・シーンが非常に盛り上がっているといううわさは本当だなと思いました。音楽的なレベルの非常に高いものがありますし、ゲイ・レズビアンの人々の鋭い感覚に満ちた歌詞やタブーを恐れない音楽性は興味深いものがあります。いろいろと調べてみたくなりました。
さて、当日出演したバンドで、ゲイ・インディーズではないのが、Love Life Liveでした。ハスキーな声の女性ヴォーカルにギター、ベース、パーカッションといった構成です。基本的にはアコースティックなサウンドで癒しを感じるのですが、ラテン、アフロ、ブラジル、ブルース、ゴスペルといったようにさまざまな要素がミックスしていて、結成1年というキャリアのわりには非常に完成度の高いものを感じました。渋谷や新宿で定期的にライブを行っているとのことです。また聞きに行きたいバンドの一つです。
以下に体育CutsとLove Life LiveのURLを揚げておきます。
体育Cuts http://www2.odn.ne.jp/~haj65670/
Love Life Live http://www.audioleaf.com/lovelifelive
| 固定リンク


最近のコメント