« 2008年4月27日 - 2008年5月3日 | トップページ | 2008年5月11日 - 2008年5月17日 »

2008年5月 9日 (金)

LUNATIC SCOPE vol.9

Kunt001
5月8日木曜日、平日の夕方にもかかわらず、新宿URGAは40人以上の客がつめかけていた。
イベント名はLUNATIC SCOPE vol.9。
ノイズイベントである。
残念ながらいままで私はこのイベントに行けなかったので、今回が初参加。やはり本物のノイズを生で聞くと違う。
ノイズといっても最近のクラブ寄りのノイズは、リズムがある程度決まっているので、展開が読めてしまう部分があり、それはそれで面白いのだが、やはり生の演奏は、この種の音楽は即興性が高いために、本来の持ち味である、「一寸先は闇」「板子一枚下は地獄」的な展開の読めない、アンフォルメルな魅力と、それにともなう緊張感が期待できる。そして爆音ノイズを聞きなれることで聴覚が麻痺することによっておこるのかもしれない陶酔感や、時間感覚の喪失といった、いわば一種のトランス状態も楽しみの一つだ、私にとっては。
ああ、酒しか飲んでませんよ…
オーガナイザーは元メルツバウのREIKO.A。
そして会場には西新宿のノイズ専門店の名物店長の姿も。
であるから、会場に入るやいなや、私と全くの初対面ではないお二人がいたので、緊張感は解けてしまった。
まず物販の量の多さと質の高さに驚く。
当日出演のアーチストの作品を全部買うことなどとてもできない。延べ50点以上。凄い充実ぶりだ。
そしてほぼ定刻に演奏開始。
まず、最初はFECALOVE。
実は出演予定だったSPLINTER vs STALINのメンバーの一人。20分ほどの演奏は爆音で聴衆を釘付けにする。
そして次にALPHA AILUROS(GOVERNMENT ALPHA + REIKO.A)<JAPAN> 。
ノイズ・デュオはCROSSBREDとAKIRA DEATHを足して2で割ったような音楽性か。
三番目が本日注目のオーストラリアの女性デュオ、KUNT。ノイズに合わせて叫び、鋼鉄のディルドーを装着した金髪美女が、グラインダーで鋼鉄ディルドを削ると、大きな火花が飛ぶ。ちなみに観客最前列にいた私、火花を浴びたので、あわてて逃げましたが…とにかくフロアにおりて火花を散らすので、危険でした。でも満足。また見たいKUNT。
そして四番目がD.B.P.I.T. + CrisEx (of Lendormin)
with kenji Siratori + Kumiko Okamura <ITALY +JAPAN>
ノイズの巨匠M.B.ことMaurizio Bianchiを生んだ国、イタリア出身のアーチストに日本のkenji Siratoriが組んだ多国籍ノイズ集団。
これも凄かった。当初はダークなドローン・ノイズだったのが、次第にハイスピードなハーシュノイズに代わり、強烈なリズムまで現れる展開はグレイト!
そして最後が元C.C.C.C.の長谷川洋ことASTRO。今回は演奏とメキシコからのVJ_type の映像とのコラボレーション。観客は身動きもせず、陶酔したかのようにパフォーマンスに釘付けになっていた。
以上が演奏だが、どれも文章では書き表せないほど密度の高いものだった。そして演奏と演奏の合間に、アーチストや観客と歓談の時間もあり、いろいろな収穫もあった。
次回のイベントLUNATIC SCOPE vol.10は場所は同じ新宿URGAで、7月17日木曜日18時30分開場、19時開演で行われるので期待している。

以下出演順

◆SPLINTER vs STALIN <ITALY>
◆ALPHA AILUROS(GOVERNMENT ALPHA + REIKO.A)<JAPAN>
◆KUNT<AUSTRALIA>
◆D.B.P.I.T. + CrisEx (of Lendormin)
with kenji Siratori + Kumiko Okamura <ITALY +JAPAN>
◆ALPHA AILUROS(GOVERNMENT ALPHA + REIKO.A)<JAPAN>
◆ASTRO/Hiroshi Hasegawa + _type <JAPAN + Mexico>

|

2008年5月 4日 (日)

暗黒の女神たちの饗宴を経て暗い城に赴き生還す。その2

Neutronegotape
Automod001
いよいよ5月3日、ああ、もう4日かのメイン、TOKYO DARK CASTLE
Vol.40。
今回はデジタル・バイオレンス・ナイトということで、
今まで以上にアングラ色が強いにも関わらず、客もそれ以上にアングラな人が多かった。
いつも思うのだが、「この人たち、昼間は棺桶の中で眠っているのでは」と思うようなダークなトライブに属している、しかもかなり高位な方々が「自然と集まる」(Genet様 談)ので、このイベントの霊的な磁場ときたら凄いものがある。
まあ、外見だけ見ればデーモン族の集会なのだが、グノーシス派的に考えれば、この世界そのものが悪の造物主デミウルゴスの作った偽の世界だから、そこに現れて人々を救済するためには天使は悪魔の姿にならなければならない。
ですから、最も悪魔らしいものが大天使なのです。ここでは。
今回、とにかく外国人の参加が多く、またスウェーデンからのユニット SYNDROME X/209 や、オースラリアからのDJ VOODOO(from Sydney) など、期待が高まるうえに、ハードコア・テクノ界で有名なAKIRA DEATH の参加もあって、実は同じ日に吉祥寺でMurder Channnelというハードコアテクノのイベントがあって、どちらに行くか悩んだ挙句に、まあ、結局はGenet様を信じて、Dark Castleにいくことにした。
まず、DJ VOODOO(from Sydney) が、たぶんAgonoizeなどかけてフロアを熱くさせ、そこで、新進気鋭のインダストリアルでグラムなバンド、The Neutron Ego Tapeの出演。雰囲気としてはBaalやDespairを思わせるものがあったが、楽器を演奏するメンバーが二人いる分、こちらの方がバンドらしい。メンバーのYoの作曲がなかなkのものだと思いました。それとギターのChuckyもいい味出してます。もちろん迫力あるヴォーカルのAqumuも。
そして我らがAUTO-MOD。新加入のメンバーTELLのドラムが、AUTO-MODの過去の曲に新しい命を吹き込んでいた。最近の曲もアレンジが変わって、より邪悪な雰囲気になっていました。
さらにスウェーデンから来た一人ユニットwithダンサーのSYNDROME X/209 。いやこれは何と言うのか、日本アニメとか好きなのでしょうね。ハードなビートにのって叫ぶヴォーカル&プログラミング、そしてシアトリカルな演技をする女性ダンサー。このダンサーが身長190センチ以上の美女でゴスロリというかアニメのコスプレみたいなコスチュームで、強烈な印象でした。なんかスフィンクスみたいな美女でした。
さらにAKIRA DEATH。もうこれ以上無いくらいの早すぎるリズムでフロアは狂乱の坩堝になってきました。
これ以外にもおなじみのメンバーたち、DJ Sisen、DJ Chihiro、DJ Taizoがフロアを熱くしてました。
DJ Chihiroはまた最後のほうでModulateのSkullfuckをかけてお客さんを狂乱させていました。(Go fuck youと繰り返すあの曲です)
そして福居ショウジン監督の新作映画のPVに合わせて、DespairのRieuがDJをするサウンドと映像のコラボレーションも大変に良かった。
Genet様に紹介されて福居監督にご挨拶してきました。
まあ、兎に角、大変盛りだくさんな内容でありました。
興奮冷めやらぬまま、始発で帰宅。

Date:2008.05.03(Sat)
at:Shinjuku MARZ
Start:24:00(再入場可)
Adv:\3,000+1Drink
Day:3,500+1Drink

[Bands]
AUTO-MOD
AKIRA DEATH
SYNDROME X/209
(from Stockholm)
The Neutron Ego Tape

[Film Performance]
福居ショウジン "潜伏"-the hiding-
Introduced by Rieu(Despair)

[DJs]
Chihiro/TAIZO/SiSeN/
DJ VOODOO(from Sydney)

|

暗黒の女神たちの饗宴を経て暗い城に赴き生還す。その1

5月3日、まず池袋の手刀でGOTHIC METAL GODDESS Vol.2というイベントに行く。
以前あるイベントで見たことのあるユニット、codename:Winglessが出演していたから、どのように変化したのか確かめようと思ったからだ。
メタルについてはあまり良く知らないが、ずいぶんとバンドがあるものだなと思った。
codename:Wingless、繊細な女性ヴォーカルで、作詞・作曲も手がけるという、女性が主導権を握っているユニットに見えた。前回見たときはゴシック色が強く、拘束、流血、タトゥーといったパフォーマンスを含んだシアトリカルなステージで、女性の内面の不安を英語の歌詞に載せて歌っていたようだったが、今回はメタル色を強めていた。しかし、ステージに現れた際、目隠しをして現われるなど、拘束・拘禁といったイメージは残っていた。自傷系ゴシックメタルというところか。
その他のバンドではファンタジックな世界を美声とデス声のツイン女性ヴォーカルで歌うSincerity Green、女性ヴォーカル入りデスメタルといったSTABAT MATERなどが印象に残った。eleanor はメタルという範疇にこだわらなくても良いような気がした。
以下イベント詳細

GOTHIC METAL GODDESS Vol.2~heaven and hell~
2008.5.3(sat)

池袋手刀
http://www.chop.jp/

open 17:00
start 17:30

adv/door \2,000(+1d)

STABAT MATER
http://www.myspace.com/underasilverymoon

Sincerity Green
http://www.myspace.com/sinceritygreen

eleanor
http://www.myspace.com/eleanorjapan

codename:Wingless
http://www.myspace.com/cwingless

in this room...for happiness
http://www.geocities.jp/sobi3y_t/demo.html

そしてここからが本番。次に行ったのが
TOKYO DARK CASTLE

|

« 2008年4月27日 - 2008年5月3日 | トップページ | 2008年5月11日 - 2008年5月17日 »