壽板舞団-Nyoba kan Presentation Night at THaNATOS6

仕事帰りの夕方、マレーシアからやってきた舞踏集団・壽板舞団-Nyoba kanのパフォーマンスおよびビデオ上映会が高田馬場のTHaNATOS6で開かれるというので行って来ました。
イスラム教国マレーシアにあって、裸体や女装などが出てくる舞踏はタブーそのものですが、そのマレーシアで彼らは唯一の舞踏集団としてアンダーグラウンドな人気を得ているようです。
興味深々で行って来ました。
会場のTHaNATOS6はアトリエ・サードという出版社のオフィス兼住居兼イベントスペースのような場所で、高田馬場の喧騒が嘘のような隠れ家的スペースでした。
当日はメンバーの準備体操から始まって、3人のソロ・ダンスと、作品ビデオ上映、その後はメンバーを囲んでパーティーという進行でした。私のような部外者にも大変にフレンドリーな対応をしてくださったスタッフや関係者に感謝します。
彼らの踊りは舞踏にモダンダンスやヨガ、インド舞踊など多種多様なエッセンスが取り入れられていて、マレーシアという国の文化的な多様性を見たような気がしました。しかし前述のようにマレーシアではイスラム教の戒律が法律をも規制しているため、彼らの活動や表現は制限されています。たとえば男性でも乳首を見せてはいけない、ふんどし姿は禁止、ひざから上は見せてはいけない…裸体というものを忌避する文化があります。しかし彼らの才能は規制を超えてあまりまるものがあるようです。その一部を彼らの講演のフライヤーなどからうかがい知ることができるのではないでしょうか。作品のビデオの映像表現や音楽なども大変にすばらしく期待が膨らみました。
また見てみたいアーチストです。
以下のプロフィールはmixiの暗黒舞踏コミュニティのイベントからの引用です。
★壽板
・Lee Swee Keong
美術学部で「動き」をその研修対象として選んだKeongは、そこでコンテンポラリーダンス・バレエ・舞踏・太極拳・気功・ヨーガを研鑽。動作を表現するアーティストとして、数多くのダンス・劇・映画および実験的作品に出演している。
1995年に、Ng Mei Yin、Loi Chin YとともにNyoba & Dancersを結成。2003年にはカンパニーの演目と芸術的方向性が変化したことを踏まえてNyoba Dance+と改名された。
マレーシアにおいて、彼の作品は他と一線を画するラディカルさを持ってシーンをリードしている。様々な思想や異分野の美術表現を学んだ彼が作り出す作品は、非常に先鋭的でアバンギャルドなものとなっている。
・Caecar Chong
建築家・舞台美術家そしてダンサーとしても活躍している。
Caesarは優れた建築家であるが、一方で彼は建築とは建物を建てる以上の行いであると信じている。Space Spirit Studioと協力し、さまざまな芸術分野において多様なメディアを利用することで、空間に宿る精神を表現することが彼の作品である。彼が演劇やダンス公演に提供したセットは、Cameronian Arts Awardを受賞している。
・Kiea Kuan Nam
大学時代にダンスと出会ったKuan NamはSel & KL Kwangsi Dance Troupeに参加、後にRiverGrass Dance Theatreに入る。2001年には4人の友人とともに515 Workshopを設立、Dance Box Series 2002 and Journeyにおいて"5 Dancers 8 Dances"の振り付けと公演を行った。現在はNyoba kanのダンサーとして、振付家として活動している。
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